人工透析を行っている人は青汁を飲んでいい

青汁は基本的に体に良いものですが、体調によっては青汁が体に悪影響を与えてしまう可能性もあります。
腎臓の機能低下が人工透析を受けている人の場合、青汁を飲んでも問題はないのでしょうか。

問題になるのはカリウム摂取量

人工透析をしている人の場合、問題になってくるのはカリウムの摂取量です。
カリウムはナトリウムを体外に排出してくれる働きがあり、人間の体にとっては必要なものです。
ただ、そのカリウムも摂取しすぎると高カリウム血症を引き起こし、重度だと心不全を起こしてしまうケースもあるのです。
腎機能に問題がなければ、高カリウム血症を引き起こすことはあまり考えられません。
ところが、人工透析を受けるレベルまで腎機能が低下していると、カリウムを体外に排出する機能が落ちていますので、血中のカリウム濃度が上がりやすくなっています。
人工透析を受けている人は高カリウム血症を防ぐため、1日当たりのカリウム摂取量を1500ミリグラム以下に抑えることが推奨されています。

原料が明日葉の場合は注意が必要

青汁が問題になるのは、このカリウムが含まれているためなのです。
ただ、青汁も原料によって含まれている栄養素は違います。
三大原料と呼ばれる大麦若葉、明日葉、ケールの場合はどうでしょうか。
100グラム当たりのカリウム含有量は、明日葉が540ミリグラム、ケールが420ミリグラム、大麦若葉が320ミリグラムと、明日葉が最も多くなっています。
明日葉ベースの青汁は注意が必要で、大麦若葉ベースならば多少は安心できるといったところでしょうか。

ただ、青汁は三大原料以外の原料も使用されています。
大麦若葉ベースであっても、ヨモギや桑の葉などカリウム含有量の多い原料が使用されていれば、カリウムの多い青汁になります。
人工透析を受けている人が青汁を飲む場合には、購入前にどのような原料が使用されているかを確認し、カリウムの含有量が比較的少ないものを選ぶようにすればいいでしょう。