青汁に潜む危険性について

体に良いとされる青汁ですが、危険性が潜んでいるケースもあります。
青汁が人間の体にとって危険なものになる可能性があるケースとしては、どのようなものが考えられるのでしょうか。

ケース1・原料に問題がある

青汁が危険なケースとして真っ先に考えられるのは、原料の問題です。
いくら製法に問題がなくても、原料自体に問題があれば、危険な青汁になってしまうのです。
原料が輸入品の場合、日本では使用が認められていない農薬が使われており、残留農薬による被害が起きるケースが考えられます。
また、原料に日本では認められていない放射線照射が行われていたこともあります。
2014年には、9社の製品の輸入原料に、放射線照射が行われていたことが分かっています。
化学肥料に含まれている硝酸塩も問題になります。
硝酸イオンは発癌性のあるニトロソ化合物の生成に関係しているためです。
青汁を購入する際には原産国に注意するのは当然ですが、原材料がどこで生産されているかについてもチェックする必要があると言えます。

ケース2・体質や薬との相性

含まれている成分自体に問題がなくても、体質や飲んでいる薬によっては危険になるケースもあります。
まず考えられるのが、カリウムの過剰摂取です。
人工透析を受けなければならないほど腎機能が低下している場合、カリウムがうまく排出できないため、高カリウム血症を引き起こし、心不全などにつながる可能性があります。
明日葉や桑の葉はカリウム含有量が多いため、これらをベースにした青汁を飲む際には注意が必要になります。
また、脳梗塞や心筋梗塞を起こし、血液凝固防止剤としてワルファリンを服用しているケースも問題です。
青汁に含まれているビタミンKは血液凝固を促進させる働きがあり、このワルファリンの効果をダウンさせてしまうのです。
ビタミンKは三大原料(大麦若葉、明日葉、ケール)のいずれにも含まれていますが、明日葉が最も多くなっています。

体に良い青汁も、危険な飲み物になるケースがあるのです。
青汁の原料と、自身の体質に注意して飲むようにしましょう。